振袖を着て成人式に行こう

成人式には振袖で!

成人式と言えばまず、振袖が頭に思い浮かんできます。それまであまり着物を着る機会が少なかった少女たちが、女性になる成人式に、華やかな振袖を纏う人が多いのには感心してしまいます。日本の女性が大人になるという儀式には、伝統とか風俗とかもっと感覚的な雰囲気からも、ぴったりくる服装ですね。

 

成人式の振袖は、ほとんどの女性がレンタルではなく、購入しているのだそうです。振袖のお値段は他の衣類の何十倍もの高値です。一人の女性が一生の間に購入する着物の数から考えてみると、着物業界にとっては一年を通して最大の稼ぎ時といえるでしょう。最近は一人っ子で豪華主義の家庭が増えているとはいえ、少子化の影響を受けて新成人の数が減り続けているので、見通しはかなり厳しくなっているようです。

 

男性の場合は、三つ揃いのスーツ、もしくは紋付袴、と言う姿が多いようです。スーツはともかく、和服はかなり値が張りますが、紋付袴はレンタルで済ましてしまう男性がほとんどみたいです。

成人式での振袖−最近の流行

成人式に着る振袖には色々なタイプのものがあります。成人式の振袖で主流となっているのはやはり、京友禅、加賀友禅などの豪華なものでしょう。豪華な古典柄の友禅か、落ち着いた中に派手さを演出する総絞りのファンも相変わらず多いみたいです。

 

けれども。最近の成人式で振袖の柄を見ていると、以前とは少し変わってきていることに気がつきます。今までの着物の柄には考えられなかったような斬新な模様の振袖も少しずつですが、増えてきています。若者のモノトーン好みの影響から、色無地の振袖なども選ばれているようです。

 

成人式の振袖を実際に探してみると、従来のデザインに加え、着物は専門外のデザイナーズブランドや、松田聖子などのベテラン歌手、蛯原友里、押切もえ等の若者に人気のモデル、タレントたちのプロデュースした、現代的で個性的な、しかもとても可愛らしい振袖が用意されているのです。着物業界の集客のアイデアとしては成功しているようです。

最近人気のある着物

10万円くらいの振袖

成人式の歴史と現状

成人式は、市町村などの地方公共団体が、その年度内に成人に達する人々を、激励したり祝福する行事で、講演会やパーティーを開いたり、記念品を贈ったりすることが多いようです。対象とする年度はいわゆる学齢方式で、同級生はその学年全て、同時に成人式となります。

成人式が現在のスタイルになった歴史は意外に新しく、戦後の1946年11月22日、敗戦で打ちひしがれている若者達を励まし鼓舞するために、埼玉県北足立郡蕨町で開催された「青年祭」が原型だと言われています。しかし以前から行われていた元服・褌祝い(男子)、裳着・結髪(女子)も成人の儀式と言えるでしょう。

2000年頃から、成人式で新成人が逮捕されると言うことが、恒例になっています。式典がつまらないと暴れるのであれば、出席しなければいいのにと思いますが、彼らはとりあえず目立ちたいとの欲望があり、中には逮捕されたり報道されることが格好いいと考えている者すらいるのです。

東京ディズニーランドでの成人式が、毎年ニュースで放映されています。これを主催しているのは、千葉県の浦安市です。他にも北九州市ではスペースワールドで行っています。新成人の成人式離れや、妨害行為を防ぐのに、大きな効果を上げています。以降も増えていくかもしれません。